Silicone wax

上の歯に装置をつけた際、ブラケットが唇や頬の粘膜に当たって痛い場合につけるシリコンのワックスをもらっていた。棒状のワックスを適当にちぎって、ブラケットの上にのせて粘膜をガードする。前は頬が一箇所痛くなり2、3回使ったけれど。知らないうちに痛くなくなっていた。

で、下の歯に装置をつけて3日目の今日、下唇の裏側、下側両頬、上の右側奥が痛い。頬の痛みは寝ているときに気づいた。顔を横にして体重がかかると痛いのではないかな。ブレースつけたばかりの夜は、そのとき痛くなくてもワックスをつけるといいのかもしれない。唇の裏も荒れている。上の歯のときは平気だったのに、食事のときに痛む。右上の頬の痛みはいったいなんだろう。今のところ一番痛い。ワイヤーを変えて、is it sticking out?よく見えないし、さわってみてもチクチクする感じはない。様子見。どちらにしても数日で粘膜が強くなって慣れるらしいので、うまくワックスを使いながら過ごすべし。食塩水でうがいするとfeels better.

人は痛い経験をすると、それをsurviveしたことが無意識にでも嬉しくてハイになり、結構人に話したがるものだと思う。それも大げさに。死ぬかと思った、とかあんな痛い思いをしたことはない、とか、辛くて仕方が無かった、とかさ。素直な聞き手は、そうか、そんなに痛かったのか、と納得し、自分はそういう目にはあいたくないと思うし、あったらどうしようと不安になる。Pain なんてsubjectiveなんだから、参考程度に話聞いておけばいいのよ。歯列矯正って、痛みは確かにあるけれど、その感じ方ってかなりの幅がある感じがする。医者の技術や、患者の歯並びの崩れの程度や、その日の体調だとかで、随分違うんじゃないかな。しかし、何にしても死ぬような痛みじゃないでしょうよ。Stop being a babyと言いたくなる私は冷たいでしょうか。お腹がパックリ開いてて内臓でてる、っていうんならscream as much as you wantだけど。

The DVD player broke. It keeps telling me that I'm inserting a wrong kind of disk. 機嫌がいいと再生してくれることもある。ちっ。修理を依頼したら、午後にはrepairman到着。Love the prompt service。日本はこういうサービス最高。ふたを開けてなにやら作業をしていたが、私が同じ部屋でじっと見ていてはやりづらいだろうと思って、部屋を出る。数年前、CDプレーヤーの音が飛ぶようになって修理を頼んだのに、repairmanがきたら全然問題なく再生できて、音が飛ぶ現象が出るまで二人でじーっとCD聴いてた、っていう実にawkwardな時間を過ごしたことを思い出した。
随分長い間何か調べていたみたいだが、結局持ち帰って修理したい、とのこと。一度修理道具を車に持っておりてまた来ます、と言って、次に帰ってきたときにはなんとタオルを持っていた。台風の影響で雨が降り始めており、ちゃーんとプレーヤーをタオルでくるんで車まで持っていってくれた。雨の場合はそうしろと教えられているのかもしれないけれど、この手の配慮って、本当日本らしくて、something I missed when I was in the States.こういうところって世界に誇れる。