検査結果を拝聴。

自分の口のモールドが出来上がっている。ああ、見たことあるある、この口、って感じ。左奥歯上下の見事な倒れっぷり。

歯並びがどうこうよりも、何に驚いたかっつって、正面と横顔の写真よ、あなた。せっかく「優しい私」を演出したつもりで着た薄いピンクのタートルも、ただ単に膨張して見せてるだけで、「わー、ちょっと誰このchubbyな人」って感じ。脳内ではもっとすっきりした顔してるつもりだったけど、顎の辺、結構肉付きがいい。おまけに、随分待たされた後に撮った写真だったため、顔がテカリまくっている。悲しいかな、超脂性肌。これがずっとカルテに残って、パソコン内にデータとして保存されるかと思うと気絶しそう。

Aside from the terrible portraits, 噛み方の解析結果を見ると、やっぱり奥歯の倒れている左がおかしい。もろ垂直にがんがん噛んでいる。下の奥歯に詰めたエステニア(白い詰め物)も割れるはず。上の歯も痛くなるはず。右側は草食動物みたいにうまく「する」ように噛めている。すごーい、一目瞭然。感心。

横顔のラインは、上顎が少し出て、下顎は少し引っ込んでいるらしい。顎の手術をするほどでもないが、参考に見せてもらった人の写真には感動した。彼女はあごがなくて口から下がすぐ首っていう人だったが、術後&矯正後の横顔の写真を見て仰天。なんと美しい。美人は横顔で決まるのだな、と思った。どうやって顎を出すのかout of curiosityで聞いてみたら、レントゲン写真みたいなのを見せてくれた。単に顎の下部を切ってずらして前に出し、ボルトで止めている。ひえー、外科手術って発想は単純。

上顎を引っ込めるため、矯正装置をとめる固定具を頬の骨に取り付けるというオプションもあるという。術例を見せてもらった。簡単な外科処置で、頬の骨にボルトで固定具をつけるらしい。怖いんですけど。この場合は抜歯する必要もないかも、ということ。うーん、決めかねる。

4本抜歯して矯正装置をつける、というよく聞く手順ではなく、まず歯並びを揃えてから、間引く歯をどれにするか決める、ということにするらしい。まあ、抜歯する必要性も先生決めかねてる風だった。

この医院ではブラケットは透明のしか使わないらしい。メタルにも長所があるみたいだけど、まあ目立たないことを優先するんでしょう。

どちらにしても左下の親知らずは抜いたほうがいいとのこと。もっと若いときに抜いておけば良かった。痛くなければ抜かなくていい、という日本の歯医者の言うことなんて聞いた私が馬鹿だった。アメリカで散々抜けって言われていたのに。紹介状を書いてもらって今日は終わり。

お話拝聴代、21000円也。わーっ。
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