最寄りのショッピングセンターに行こうと家を出た。まずは敷地内のゴミ捨て場に寄ってゴミを捨ててからバス停へ、と早めに家を出たつもりだった。
バス停に着いたときには、既にバスの時間を3分過ぎていた。
バスを一本逃すと、次まで20分待たねばならない。マイナス10℃の中、一人バス停にたたずむ。屋根はついているので雪は避けられるが、じっと立っているとやはり寒い。おまけにせっかく買ったマイナス20℃まで大丈夫だというブーツではなく、3Dスペランのブーツの方を履いていたため、足元が冷たい。
ヘルシンキ行きのバスが先にくるだろうから、それに乗ってしまおうかとも思ったのだが、既に夕方4時で、行く気分になれず。
あー、失敗、と思いながらバスを待っていたら、自転車に乗っているおじさんが近づいてきた。よく見ると、郵便屋さんであった。この雪道を自転車で配達しているのか、と真剣に驚いた。冬タイヤにしているのだろうが、積もった雪を上手に避けなければ、ハンドルを取られるのではないのか。それより、やっぱり寒いよ。
案の定、15分くらいして、ヘルシンキ行きが来た。あと5分くらいで私の乗りたいバスが来るだろうとも思って、乗らなかった。
しかし、来なかったのだ。明らかに遅れている。気付いたら、30分待っていた。
そして、「もう嫌だ」と腹が立ち、家に戻ったのであった。

ただバス停に雪の降る中30分立っていた日。

身も心も冷え切っていたので、今年のグロッギを飲んだ。
ユズ生姜味。
高知のユズを使っているらしい。
アーモンドとレーズンを入れる。

このBlossaというメーカーは、毎年違う味のグロッギを出す。以前、Pがコーヒー味を日本に持ってきたことがある。あれもおいしかったが、今年のユズ生姜もさっぱりとおいしい。グロッギは温めて飲むものであるが、冷たいままでもおいしかった。

はー、今日は無駄に体力を消耗して疲れた。