フィンランドで家電を買うと、数ヶ国語で書かれた取説がついてくる。IHコンロはアメリカのメーカーの物だったので、英語のもあって助かった。食洗機はドイツのメーカーのもので、残念ながら英語のはなかった。スウェーデン語の取説の絵だけ見て、適当に操作してみた。
なんだこの感動的な静かさは。
最近の食洗機というのは、こんなに静かなのか。技術の進歩は素晴らしい。
残り時間と今何が行われているかが表示されるのであるが、いきなりドイツ語だった。「なんかドイツ語で出たよ!」とそのまま英語読みして、ドイツ語がわかるPにどういう意味か聞く。「洗浄中」だったらしい。取説を見たら、20ヶ国語のチョイスがある。デフォルトではドイツ語に設定してある。英語もあったが、せっかくなので、Pにスウェーデン語に変えてもらった。
私は一人暮らしが長かったので、家電とかコンピューターとか、自分で設定したり、使い方を勉強することに慣れている。ゆえに、こういう風に人にやってもらったり、教えてもらうということに居心地の悪さを感じる。

自動モードを選ぶと、なんと3時間近くかかる。でもこの機種は電気代も水道代もセーブできるレベルがA++と、もっとも優秀らしい。標準モードは「eco」で、環境にも財布にも優しいんだとか。時間も2時間くらい。それでも長いと感じる。

ボウルにつけておいて、手洗いするのが一番エコなような気もしますがどうなんでしょうか。

贅沢品を手に入れてしまった。