白い布団カバーと枕カバーの黄ばみを取り除くべく、塩素系漂白剤を使ってみた。
なぜに窓際で。
クロリン♪ ケロリン
ラベンダーの香り。初めてキャップを開けたときには、確かに花の香りがすると思ったのだが、数年経った今ではツンとくる塩素の臭い以外しないような気がする。
用途も色々。

日本では、台所以外で塩素系漂白剤を使ったことはなかった。このKlorinを買ったのも、まな板とコップの漂白を目的としてである。洗濯には、色柄物にも使える酸素系漂白剤を使っていた。
洗濯で使うのは初めてなので、どの程度入れていいのかわからない。3-4キロの綿と麻の洗濯物なら1-2デシリットルと書いてある。フィンランドではやたらとデシリットル単位を見る。計量カップにもデシリットルが書いてある。小学校の算数で見た以来である。1デシリットルは何ミリリットルだっけかなと、遠くを見て考えねばならなかった。答えは100ml。
つけ置きをした方がいいのかなと思ったのだが、布団カバーが入るような大きな洗面器もバケツもない。えーい、普通に洗ってやれ、と洗濯機に布団カバーを入れて、どぼどぼと漂白剤を入れた。洗濯機が回っている間、プールの臭いが漂ってくる。大嫌いだったプールの授業を思い出し、息苦しくなる。
洗濯機が止まってからカバーを取り出してみると、見事に白くなっている。さすが塩素系。容赦はない。

しかし、乾いても鼻を当てるとプールの臭いがする。これでは嫌な夢をてしまいそうだし、肌にも悪そうだ。再度、普通の洗剤で洗った。前よりよくなったが、やはり「消毒したぜ、俺は清潔だぜ」という臭いが少しする。漂白剤を入れ過ぎたか。

こういう面倒があるから、白いシーツ類は私は使わないことにしてるんだよ。早速、ベージュの布団カバーと枕カバーを買ってきた私であった。