マルミの警察署にある移民関連業務を行うブースには、木製のカウンターが設けてある。そしてそこには、さまざまな落書きがされている。単に書いてあるのではなく、彫ってある。木が柔らかいのか、ペンで強く書けば、彫れるようだ。警察の人も知らないわけはないだろうが、彫ってあるので消すこともできないだろうし、そのままにしてあった。
私のブースには、"Kosovo"とか、"Cameroon"などの国名が見られた。キリルやハングルで書かれたものもある。「居住」の文字もあった。中国語圏の人が書いたのだろうか。
しかし何と言っても一番目立っていたのは、"This place sucks."であった。