この間買った毛布は、暖かさが半端ではない。軽いし、気持ちいい。

見慣れてみると、ソファの色とブレンドしすぎるというか、もっと違う色でも良かったなと思う。しかし、そうなるとPが嫌がるに違いない。とにかくあの男は、見慣れない色を怖がる。シャツやセーターはブルー系、数着あるジャケットやコートは全部黒。薄いピンクのシャツとか似合いそうなのにと言った時の否定の仕方が激しかった。「マイガーッ、何があってもそんな色は着ない」と、まるで花柄のシャツでも着るといいと言われたかのような否定ぶりであった。

私も青は好きな色で、日本のアパートでも青のカーテンを使っていたり、青い服も多いが、もっと他の色にも心を開いている。赤とピンクはあまり身に着けないが、嫌いなわけではない。色としては好きである。子供の頃から、「女の子は赤とピンク」というようなアイディアを世間から押しつけられてきてから抵抗を感じるようになったのかもしれない。

バスセンターでバスを待ちながら、行き交う人々のコートをチェックしてみたが、やはり黒が圧倒的に多い。まあ、汚れは目立たないけどさ。人生は明るい色があった方がおもしろいよっ!