ヘルシンキLapuan Kankuritに行き、ソファに置くひざ掛けを買った。

あればいいなと思っていたブルー系。そして4割引き!要するに今シーズン前のデザインの売れ残りなのだろうが、納得いくものが安く買えて、大変満足。

オンラインショップで見たポケット付のウールのショールも気になっていたのだが、実物を触ってみたら、ちょっとゴワゴワ硬かったので、買うのはやめた。さっと羽織るのにいいデザインだなと思ったのだが。色はどれも美しかった。

こういう買い物に対する反応が至って薄いPは、"It's nice."しか言わない。私はこれを手に入れて大きな達成感を感じていたので、もっと反応せんか、と要求。"It's really nice."が精いっぱいらしかったが、「ほれ、このブルーはあんたの目の色によく合うしー、ソファにもあうしー、ベージュはカーテンの色だしー、こげ茶はカウンターの縁の色だしー、全部計算して買ったんだよっ、ありがたいだろーが」とアピール。そこまで考えて買ったとは知らなかったとP。買い物というのは、そうやってじっくり考えてするのじゃ!

実は私はこのソファが好きではない。色や生地は別にいいのだが、すわり心地がすこぶる悪いのである。座面に角度がついていて、背もたれの方が低くなっている。脚の短い私が背もたれまで深く座ると、ひざの裏の部分がちょうどソファの端っこに位置し、血の巡りが妨げられる。足が床に届かないのである。「子供が座っているみたいだ」とPは笑うが、私は全然可笑しくない。寝っころがっても、斜めになっているので、体が難しい。

猫を飼って、ソファで爪とぎをするよう秘かに訓練しようか。