日本も暑いわ。

無事帰国。洗濯しに行ったような感じの今回の韓国への旅。いろいろ大変でございました。ええ、本当にいろいろと。でもま、終わってみれば、おもしろかったわ。

空港への出発時間が早いので、最後の晩は、エアポートバスが止まるホテルへ移動した。アパートからバス停までも遠くはないのだが、スーツケースの他に私は機内持ち込みのカートもあるので、一度に引っ張っていくのは無理だし、朝早くにタクシーがつかまるかどうかわからなかったし、予約はできないというし(長距離のみらしい)、大体近すぎるので運転手に嫌がられる可能性大だったので、前泊することにしたのだ。
スーツケースを引きずってアパートの建物を出たところで、管理人さんにばったり。「あした、日本に帰ります。いろいろありがとうございました。」と挨拶。「ああ、ソウデスカ」とちょっと驚いた感じの管理人さん。スーツケースを見て、「ジドウシャがキマスカ?」と聞く。「いいえ、自分で持っていきます。すぐ近くです。」と苦笑する私。まあ、普通はタクシーだよな、近くても。驚いた管理人さんは、「ワタシガ、モッテイキマショウカ」と言ってくれたのである。泣ける。とんでもない、いえいえいえ、そんなことまで頼めません、と恐縮する私。腕でちからこぶを作るジェスチャーをして、「大丈夫です」と答えたら笑っていた。本当のところを言うと、スーツケースをごろごろ引っ張って歩くのは大変かもと不安だったので、手伝ってもらえればうれしかったのだが、さすがにそこまでは甘えられない。では失礼しますー、サヨナラー、とお辞儀をして別れを告げた。いい人だった。

で、36度の中、どでかいスーツケースをころがしてみたが、少し下り坂だったので比較的楽にホテルまで行くことができた。でもちょっと腰が痛くなった。

例のごとく、私のスーツケースはPがフィンランドへ持って帰った。バゲッジドロップオフのカウンターで図ると、22.9キロ。すばらしいっ。しかし、Pのスーツケースを乗せたら、47.7キロという数字が表示された。やっぱり彼のは23キロ以内におさまらなかったなあ、なんか言われるかなあと、係員の様子をうかがったが、何も言われず。良かった。

私のフライトは午後なので、Pに別れを告げた後は、前回同様、空港にあるお風呂に行った。腰をあっためてガチガチの筋肉をゆるめることが目的。サウナに入ったり、ジャクージでマッサージをしたりして、少しはよくなったと思ったが、今またなんとなく痛い。気を付けないと、ピキッといきそうな感じで痛い。ストレッチせねば。

風呂場でもロッカールームでも、ずっと携帯電話でしゃべっていた人がいて、あんまりリラックスできなかった。残念。

広島駅に着いたとき、一瞬、「あれ、どこに帰るんだったっけ」と考えてしまった。前のアパートに帰ることが体にしみついていて、バスに乗らねばと思ったのだ。実家へは電車に乗る。間違えてバスに乗らなくて良かった。

明日は洗濯せねば。家に洗濯機があるって、本当にいいわね。しみじみ。