もうずっと顔がかゆく、手持ちの薬で対処していたのだが、ちゃんと診てもらおうと皮膚科へ行った。原因に心当たりはなかったのだが、毎年季節の変わり目には何かと調子が悪いし、今回も引越しのストレスとか埃とか、韓国に2週間いたときにとても乾燥していたとか、そんなことが理由なのかもと思っていた。
韓国のことを言うと、先生は即座に「黄砂かな」と言う。おー、それは大いにありうる。「日本より中国に近いですもんね」と先生。絶対それ、とは断言できずとも、可能性としては高い。
いつもの弱いステロイドをもらった。ついでに、紫外線アレルギーというのは治らないのかと聞いてみた。韓国にいたとき、うっかり足の甲に日焼け止めを塗るのを忘れて歩き回り、久しぶりにアレルギー症状を起こした。先生は、「春先から少しずつ日に当たって色を黒くしていくとか」と言う。冗談だろうかと思ったが、本気のようだった。「でも、色の黒いのは流行らないしね」と笑う。なんか荒療治。冬場はアレルギー反応は出ず、一定の量以上の紫外線を浴びる春先から出るわけなので、少しずつ慣らすという方法。結局、「まあ、日焼け止めですね」だそうだ。日焼け止めを塗っていても出たことがあるのだが、あれは塗り具合が足りなかったのかな。それ以来、長袖と手袋を身に着けるようにしているわけだが、これからもそれが続くのかー。
フィンランドで何をつけてもいつも皮がむけるくらい乾燥することを伝えたところ、ヒルドイドの軟膏を使ってみるように言われた。以前、これより軽いローションを処方してもらってフィンランドで使ってみたのだが、それでも皮がむけたので、今回はもっとこってりした軟膏をもらった。今、日本で使うとべたべたするのだが、パキパキになるフィンランドなら大丈夫かもしれない。
NOVのサンプルもいくつかもらった。シリーズIIのクリームなのだが、本品は5千円もするのか。私には高いな。
フィンランドでも色々保湿剤を試してみたが、いまだ気に入ったものは見つけられていない。なんだかんだ言って、現地で肌に合うものを調達するのが一番なので、片っ端から試していくしか手はない。
うー、難儀な肌。