Pはスマートフォンを使っている。スカイプで電話してきたので応答した。カメラがあるので顔も見える。コペンハーゲンにいるらしい。まったくもって、技術の進歩はすごい。
最初は顔の前にカメラをかまえて話していたのだが、突然画面が暗くなって何も映らなくなった。「アクセスが悪いのだろうか。何も映らなくなった」と言うと、「それは、耳に電話を当てているからだ」と返事。間抜けすぎる。顔の前から耳に動かすスピードが速すぎて、何をしているかわからなかったのだ。「ほら」と電話を耳から少し離して、耳のどアップを見せるP。ちゃんと掃除しているようだ。
私のウェブカメラはなぜかコンピューターが認識せず、声だけだった。(千円だったんだ。安物はだめか。)Pの隣には仕事関係の人がいたので、こんな真夜中のずんずるげの恰好を見られなくてよかった。一人じゃないときにビデオコールをするなと過去に何度も言っているというのに。