フィンランドフィンランド語とスウェーデン語の二つが公用語である。Pの母国語はスウェーデン語である。フィンランドの4%がスウェーデン語を母国語とする人達らしい。
フィンランドで生活するのならフィンランド語を勉強すべきかと思って過去に講座をちょこっと取った私であるが、気分的にはPの母国語を知っておくのが本当なんじゃないかと感じる。あの男の思考回路を少しでも理解する助けになりそうな気もする。スウェーデン語のテキストも買ったことがあったな、そういえば。ほほほー。結局どの言語も追い込まれないと勉強しない女。
スウェーデン語の勉強を先にしようと思うと母に伝えたところ、彼女は言った。
スウェーデン語を勉強して、フィンランド語がわかるようになるの?」

何それっ。あまりに予想外の質問に動揺したわよ。ばあ様に続き、母親もかっ、と一瞬不安になった。
スウェーデン語も公用語であることは当の昔に理解してもらっていると思っていたが、動揺を抑えつつ、道路標識から印刷物から何から全部二つの言語で書かれていると説明。母としては、主に使われている言語を勉強する方が良いと思っていたらしい。その方が実用的である面もあるかもしれないが、私のスウェーデン語学習の第一の目的は、Pの母国語を知りたいということである。(なら、もっと前から勉強しときゃいいのに。)

そういえば、韓国語のテキストも買ってたんだったわ。エクササイズビデオに続く、語学テキストのコレクションは増える一方。
スウェーデン語を勉強したら韓国語がわかるようになるかな。スウェーデン語、すごいわって違う。