うぃー、疲れた。何が疲れたかと言って、4日の新幹線である。懸念していた通り、通路にもいっぱい人が立つほどの混雑。Pと私は6号車だったので、自由席から流れてきた人が大勢立つだろうなと推測していたが、やはり大変な混み具合であった。広島発の列車だったのにだよ。車掌はしきりに「グリーン車のデッキと通路もグリーン料金が必要だ」と繰り返し放送していたが、やっぱり立っている人たちがいたのだろう。
あんな大勢の人が立っているというのに、またPのスーツケースがでかくてよ。頼むからこの時期は時に宅配で送ってくれというのに送りたがらない男。「すみませーん、大きいスーツケース通りまーす」と私が謝りながら降りた。
関西空港線はがら空きで、ほっとできた。「この時期の新幹線に乗るのは、あたしゃもうイヤだからね」と宣言するほど物理的にも精神的にも疲れた。
飛行機も空席が目立っていて、そんな中、2列のせまい席に二人Pと並んで座る私。「もうboarding completedだってよ。そこらじゅう空いてるではないか。食事のときだけ一緒に座って、あとは別々でスペースをエンジョイしようではないか」と提案した私だが、「それでは一緒に旅をする意味が無い」と即却下された。ぐずぐずしているうちに、近辺の空いている列も他の人が移動して座ってしまった。10時間、ちんまり座ってPとの旅を楽しみましたとも。
ヘルシンキで降りた人は、5人くらいしかおらず、後は全員乗り継ぎの人だったようだ。
私の中では天敵と化している入国審査官であるが、今回はあっさりスタンプを押してくれた。頭では、問題はないとわかってはいたものの、前回だって問題はないはずだったわけである。滞在日数確認プログラムを誰かに作ってもらって、クリック一つでどの審査官でも同じ答えを出せるようにしておいてもらいたい。しろ。
スーツケースも無事出てきたし、誰もストライキをしていない。すばらしい。カートを押しながら、Pが「家に食料が無いので、帰ったら食料品店へ行く」と言う。明日6日が休日なので、店が休みなのだ。疲れてるのに大変だなと思いながら税関を出たところ、今までは無かったスーパーマーケットが空港内に出来ていたのだ! なんというすばらしいアイディア。小ぶりではあるが、必要なものは揃う。便利大好きな私は、感激した。

気温は4度。暖かい。雪もところどころに積もっている程度。広島を発った日が雪まで降る気温5度という寒さだったので、全然極寒の地に来た感覚がない。雪が無い分、暗い。暗い。くらーい。

ということで、寝る。