今日もデイサービスに行ってきたばあ様。今日のメンバーは「話しかけても会話が成り立たん年寄り」だったらしく、あまりおもしろくなかったらしい。「どちらから来られましたか」と話しかけても、宙を見たまま、頭をふらふらと左右に振るだけで返事がないとか、ばあ様、その様子を再現するんだよ。いやもう、失礼だし。「私より若いかもしれんけど、年がいったような感じ」の人達なのだそうだ。
介護士相手におしゃべりをしたらしく、送りに来てくれたスタッフが、おもしろいお話をたくさんしてくださって楽しかったです、と言っていた。何を話したか知らんが、次回も同じ話をすると思うので、よろしく。
夜になって、「今日は精神的に疲れた」と言うばあ様。「年寄りは、若い人と交流せんとダメ」としみじみ言う。会話もままならないお年寄りと時間を過ごして、気が滅入ったようである。なんとなくその気持ちは想像できる。老いの辛さを客観的に見てしまうとか、色々複雑な気持ちになるのではないか。
つーか、ばあ様、98だからね。繰り返しは多いし近時記憶は衰えているとはいえ、あのしゃきしゃきした話し方はすごいと思う。先日、手術をした医師の検診を受けたのだが、「極めて順調な回復」だそうだし、この人のバイタリティには感心する。
来週、レンタルを申し込んだシルバーカーが届く。これで散歩も可能である。「この間から毎日コンビニに行ってるんだから」と先日妄想発言したばあ様だが、これで現実となれる。無論、一人では行かせられない。歩けば、足のむくみも改善するのではと期待している。