病院でばあ様は湯たんぽをして寝ている。いわゆる湯たんぽではなく、分厚いプラスティックのボトルに看護師がお湯を入れてくれる。湯たんぽ用のボトルなのかどうかは知らないが、お湯は漏れないし、しっかりしたものである。それをタオルでくるんで使っている。
私はお湯を入れる湯たんぽというのを使ったことがない。数年前、電子レンジで温めるタイプのものを買い、電気毛布を使うまでもないような日に足元に置いているのだが、4、5時間で暖かさはなくなるので、朝方寒い。今回のばあ様の入院で、初めてお湯を使うものを触ったわけだが、次の日もほんわか暖かいので感心した。私もフツーの湯たんぽが欲しい。
今週退院して帰宅してからも湯たんぽを使ってもらおうと、父が注文をしたらしい。電気毛布命のばあ様なのであるが、高齢者にはあんまり使ってほしくないのが本音である。なにやら、母が通販で暖かい毛布を見つけたとかで、それと湯たんぽでしばらく対処してみるつもりらしい。最近は、色んな生地が開発されているので、電気を使わずとも暖かいというのがあるらしい。家が寒い国はこういうものが発達する。まあ、ばあ様の場合、家の中がフィンランドの家のように暖かくて快適でも、昔からの癖と思い込みで、電気毛布を要求するかもしれない。
何かとむかつくことがある昨今なのだが、何かを買おうと楽天とかamazonなどを見ていると落ち着く。まずい傾向でしょうか。