1週間ぶりにばあ様のところへ。「しばらく来てないよね?」と認知できている。すばらしい。まあ、この台詞を10回くらい言うんだけど。
来週退院である。やった。「早く帰りたい」と涙声のばあ様。今日は雨で、気分も優れず、ぐずぐず泣き言が多かった。退院が決まっていることは既に両親が伝えていたのだが、口頭で言ったってすぐ忘れますってば。その場で紙に書いて枕元に貼っておいた。
寂しいらしい。やたらと手を握ってくる。熱を測りに来た看護師の手も握っていた。ここはもうちょっとふんばってがんばってほしい。
私はケアマネージャーや療法士などにはお会いしていないのだが、両親曰く、今まで7人の人がばあ様の家での生活について色々手伝ってくれており、皆、暖かく親切な人らしい。良かった。退院後は、週二でデイサービス、週一で訪問リハビリ(トイレに行くなど、家で実際に動くための練習)、同じく週一で訪問看護(看護師さんが来てくれて体調を見てくれる)を受けることになるらしい。デイサービスに素直に行くか、ちと心配。今調べたら、ケアマネさんが選んでくれた施設は、緑豊かなのどかなところというか、山を崩して新しく開発した地域にある。ばあ様は町の人だからなあ。ま、不満があれば変更はできるだろう。
電動ベッドはレンタルしたらしい。ばあ様は小さいので、ショートサイズのものにしたのだが、となると電気毛布や布団のサイズの問題がある。冬場、電気毛布無しでは絶対寝ない寒がりなので(秋も春もだが)、小型の電気毛布がないものか調べねばならない。手すりを3箇所につけるので(頭側と足元片側)、通常サイズの毛布だと余ってしまうのである。
トイレは家のものを使うのが理想ではあるが、まだ無理かもしれないということで携帯トイレを買ったらしい。防臭機能と暖房便座がついていた。私のアパートのトイレより立派じゃないか。
色々両親は大変だと思う。まさに老老介護。私も出来ることはしたい。