ばあ様、骨折。
庭でよろけてころんだらしい。足の付け根あたりの小さい骨が折れているとか。97歳ではじめての入院。何事も経験。
父からの報告によると、「病院での食事なんか!」と最初は嫌がっていたらしいが、一口食べて「あ、おいしい」と言い、全部平らげたらしい。口は達者で食欲旺盛だが、記憶は急に悪くなったらしい。典型的な反応とか。困るなあ、びしばし脳を刺激してしっかりしてもらわないと。毛糸と編み針持っていこうかな。
こういうことが起こると、同居している父母が色々忙しくなるわけだが、彼らにしたってもう80近いのである。まさに老老介護。年の割りには元気なのでなんとか回っているが、それにしたって大変なことには変わりない。骨折したのは数日前の話らしいのだが、すぐに私に連絡をよこさないのも彼ららしい。
できることは私もしたいし、するつもりである。そして、親がこういうことになったらと思うと恐いわけである。今は私が同じ市に住んでいるからいいが、外国にいたら、とかね。彼らは彼らで勝手にやる、という感じの人達なのではあるが、やはり考えてしまう。外国であれ、日本国内であれ、親と離れて暮らす人は皆そうだろう。緊急に備えての色々を考えておかなくては。こういうことを相談できる頼りになる兄弟姉妹が欲しかったなあ、あんな自分のことしか考えない姉じゃなく
ばあ様は高齢なので、手術するかどうかはまだ決まっていないらしい。しないとどうするんだろう。父からの連絡を待つのももどかしい。ちょっと実家行ってこよ。