無事日本到着。疲れた。今、新幹線。寝ればいいのにパソコンをつけてしまうバカ。

Pの用事もあったし、早めに空港に行った。long haulの便用のチェックインカウンターには人がほとんどいなくて、まさか閉鎖されてるのではと思ったくらい静かだった。早く着きすぎた。セキュリティーのところにもだーれも並んでなくて、さっさと通り過ぎることができた。店が並ぶところに行ったら、それなりに人がいたが、それでも思ったほど混雑はしていなかった。

機内食が食べられないことはわかっているので、搭乗する前に食事をすることにした。日本への便は、新しくできた建物の方までずいぶん歩かなければならないのだが、そこにMy City Helsinkiというカフェレストランがある。テークアウトもできるサンドイッチもあれば、ピザやスープなどのhot mealもある。オーダーしてお金を払うと、店員が携帯電話のような機械をくれる。「この機械から音がなったら、あっちのカウンターでオーダーをピックアップしてね」との説明。おもしろい。私は松の実入りトマトスープと山羊のチーズとペストのフォカッチャのセットを頼んだ。
いくら待っても音がならないので、もしかして聞き逃したのかなと思い、カウンターへ行ってみた。作る人が一人しかいなかったようで、パニック状態の若い女の子が「it's coming」と言い、あたふたとサラダを作っていた。一度席に戻ったが、他の人も「まだ?」と聞きにいっており、さらに彼女を緊張させていた。
私のオーダーらしきものをカウンターに乗せるのが見えたので機械を持って近づくと、案の定ブーッブーッと音がなった。
お腹が空いていたこともあるが、おいしかった。だが、フォカッチャが二つもついており、二つ目はほとんど残してしまった。山羊のチーズはおいしいけどfillingだし。
暖かい食事をし、満腹の状態で搭乗しておいて本当に良かった。ラザニアかビーフのどちらかを選ぶ夕食で、一応ラザニアを頼んだのだが、一口食べて蓋をした。蕎麦とクッキーだけ食べた。ベジタリアンの食事に飽きてしまったので、前回の旅からスペシャルミールを頼んでいなかったのだが、やはり今度からまた頼もうと思う。少なくともベジタリアンだと果物やサラダを多くくれる。以前は、いつものメニューのじゃがいものニョッキをおいしいと思って全部食べたりもしていたのだが、最近はウッとくるようになってしまった。

編み物をしようとかぎ針と糸を持っていたのだが、眠たくて結局しなかった。映画を1本とテレビ番組をいくつか見た以外は、泣き叫ぶ赤ちゃんの声を聞きながらウトウトした。フランス人のお母さんは必死であやしてがんばっていたが、赤ちゃんが泣くたびに彼女がshhhh, shhhhhと言うのが結構響いて、それで目が覚めたりした。

ネックピローを持っていなかったので、首が痛い。空気で膨らませるタイプのものはあまり心地よくないので結局使わなくなってしまったし、通販生活で買ったイタリア製のものも使いづらくて、一回使ったきりである。関空に無印が出来ており、そこでビーズタイプのものを売っていたのを見たので、今度買おうと思う。かさばるんだけどね。

あ、広島に着くので終わり。