静岡の小さな町の駅に自分はいる。時間はお昼過ぎ。広島に帰ろうと電車の切符を買おうとし、切符売り場で「広島までお願いします」と伝える。駅員はすぐに数枚の切符を渡す。よく見ずにお金を払おうとする私の隣にはPがおり、「これ、夜行列車の切符だけど、これでいいのか」と聞く。見ると、夜中に静岡を出発し、次の日の朝に広島到着の寝台列車である。
「静岡駅から新幹線に乗りたいんですが」と駅員に言うと、「ない」という返事。静岡駅までローカル線で行って、そこから新幹線に乗れるはずだ、と私は訴えるのだが、静岡を出る新幹線で広島に行く列車はないと言う。新幹線で広島まで行きたいのであれば、一度東京まで新幹線で行き、そこから別の新幹線で広島へ行けと説明する。そんなバカなことがあるものかと私は憤るが、駅員は「ないものはない」と譲らない。
なんでだ〜、と思いながら目が覚めた。ひどく疲れる夢だった。