今、玄関のドアをノックする人がいた。出てみると、若い男性。何かフィンランド語で言われたが、全然わからなかったので、フィンランド語ワカリマセンとフィンランド語で言ってみた。これは非常に流暢に言える私。するとそれこそ大変流暢でこなれたアメリカ英語にスイッチする彼。素晴らしいね、フィンランドの使える英語教育。
で、彼は言った。"Fish car is here again." 
"...?"
英語で言われても意味がわからなかった。なんですかそれは、と聞いてみると、年に数回、冷凍した魚を売っているらしい。ヘルシンキがベースで、7台ほどの車で町をクルーズしているらしい。アイスクリームトラックならぬ、フィッシュトラック。おもしろい。
"Do you guys eat a lot of fish?"と聞かれたので、「私、ここのゲストで家の人は今留守なのよ〜」と一部嘘をついた。Pが留守で、私がここに住んでいないのは本当である。ゲストっていうのは違うけど。
「ああ、そうなんですか。じゃあ、今度は夏に来るので、家の人にまたよろしくお願いしますって言っておいてください」と笑顔で若者は去っていった。さわやかな魚売りの青年。ハンサムだった。