胃もたれ継続中。月曜から、普通の食事を量を減らして再開したのだが、空腹を感じて食べても、食後に胃の辺りが不快である。荒れている感じ。
柿に胃腸を整える働きがあると知ったので、スーパーで買ってきた。今朝、早速切って口にした。
やられた。
渋柿であった。
渋抜きをしていない柿を売らないで欲しい。滞米時にも経験がある。口いっぱいに広がるあのなんともいえないガジガジした渋。渋いというか、苦いというか、えぐいというか、もうあの嫌な感じを表現する単語を私は知らない。
渋抜きの方法を調べてみたが、焼酎はないし、干し柿は時間がかかるみたいだし、一晩40度のお湯につけておくのが一番簡単そうである。しかし、一晩中お湯を40度に保つのがここでは無理だ。ポットないし、お風呂ないし。
フィンランド人にとって、柿はあまりなじみのない果物と以前聞いた。スペイン産の柿が売られてはいるが、去年はたくさんの売れ残りがぐじゅぐじゅになっているのを見た。去年食べたときは、どれも甘くておいしかった。Mちゃんも梨とりんごをあわせたみたいだといって喜んでいた。今年店頭においてあるものは小さめなので、不作だったのかと思ったのだが、これは去年のとは種類が異なるに違いない。何も知らないフィンランド人が買って、「柿ってこんなまずいものなのか」とさらに買わなくなってしまうではないか。
りんごと一緒に袋に入れておくという渋抜き方法もあるらしい。りんご買ってこねば。