で、フィンランドに到着したんだけどね。スーツケースを飛行機から降ろす人達がストライキなんだと。らぶりーっ!さすがストライキ天国フィンランド。ついこの間はパイロットがストしてたし。客室乗務員のストで帰国を遅らせることになったときのことを思い出すわ。あー腹立つ。
係員の人達はぼさっと立っているだけで、荷物受け取りの場所に事情を説明するサインがあるわけでもなく、不親切極まりない。今回は、Pの帰国とあわせて一緒にこっちに来たのだが、たまたま私達のフライトの乗務員が係員達と話をしているのをPが耳にして気づいたのである。スーツケースが出てくるまで数時間かかるかもしれないし、今日は出てこないかもしれないなどと係員に言われ(当然謝罪なんかしないよ)、待つのはやめて後日送ってもらうことにした。スーツケースのdescriptionやタグの番号を記入した紙を渡して帰宅。やれやれである。
考えただけで気の毒なのが、ヘルシンキで乗り換えて他の国に行く人達である。スーツケースのトランスファーも当然出来ないわけで、目的地の空港で荷物がないことに気づくのだろうか。飛行機そのものをキャンセルする理由はないわけだが、どうなったんだろう。可哀相過ぎる。
私自身は、Pの家に服も洗面用具も置いてあるので問題ないのだが、タクシーに乗った午後4時にはもう真っ暗で雨はシトシト降っているし、とてもではないが「こういうこともあるさ」と笑って言える気分ではない11月最後の日なのであった。