この1週間、朝から夕方まで日本語にどっぷり使ったPは、やたらと日本語を使っている。素晴らしい姿勢である。1週間前には何も知らなかったのに「わたしのー、チチにー、でんわします。ニチヨービのー、ヨン時、チチはー、家にあります」と、ミスはありつつも、言いたいことはわかる日本語を話している。ヤマダさんもがんばって続ければよかったのに。
Pのクラスは、suggestopediaという方法で教えるクラスである。私は今回初めて聞いたのだが、Mちゃんも知っていたので、フィンランドでは珍しいことでもないのか。調べてみたら、Wikiの説明には通常の語学習得よりも3倍から5倍早く学べると書いてあった。リラックスした雰囲気の中で学ぶということで、Pのクラスでも音楽をバックグラウンドで流したりしているらしい。Pの進歩を見て、私もフィンランド語をこの方法で勉強してみたくなった。来週1週間、フィンランド語のsuggestopedicのクラスがオファーされているのを見つけたのだが、私の取っているフィンランド語講座の時間とぶつかるので取れないし、もう満員である。今度チャンスがあったら取ってみたい。