Pが"Marie cookie"を食べている、と丸いクッキーを食べながらスカイプで言った。日本にもマリービスケットがあると答えると、なんで日本なのにマリーなんて名前なんだ、きっと輸入したものだろうという。違う、森永だもの、日本製だと言ったが、それでももともとは別の国のものに違いないとうるさい。彼が食べているのはスウェーデンの会社のものだと言う。森永のマリーのサイトを見ると、”since 1923"と書いてある。「ほれ、昔から日本で作られておるのじゃ」とPにリンクを送ったが、マリーなんて名前は日本じゃないとしつこい。ポッキーだって日本っぽくないだろうよ。
うるさいので英語でmarie buicuitで検索してみたら、ウィキに説明があった。「マリー」ってビスケットの種類なのね。1874年にロシアの皇女マリアエディンバラ公の結婚の記念にロンドンで作られたらしい。今じゃ、世界中で作られているのね。知らなんだ。
Pは誇らしげに「やっぱり日本のものじゃない」と言っていたが、スウェーデンのものでもないじゃん。クッキーで言い争う40代。