昨夜は、Pの友人である音楽プロデューサーのVさんの計らいで、アメリカのラテンジャズミュージシャンのMario Grillo氏のライブに行ってきた。いやー、あたしは生まれ変わったらラティーナになりたいよ。胸躍るラテンのリズム。
このライブはフィンランドの誇るUMOジャズオーケストラとの共演。そう、心配になるくらい顔を真っ赤にして演奏するトランペッターthe red guy再びである。失礼すぎる呼び名。今回も楽しげにノリノリなヤンさんであった。ステージには赤や青のライトがぐるぐるしていて、顔が赤いかどうかまでは確認できなかった。お元気で活躍なさっていてなによりだ。
このライブは一応「ダンスナイト」ということで、ステージの前には踊れるようにスペースがとってあった。おとなしいフィンランド人がラテンのリズムで果たして踊るのかと思ったが、やはり前半は一組のみ。ラテンダンスを習っている感じのカップルであった。座って見ている人達も、リズムを取る人はほとんどいない。なぜ硬直したままいられるのだろうか。会場にはバーもあったので、お酒が回れば皆さん踊りだすだろうと思ったら、やはり後半は皆さんワラワラ立ち上がってくるくる回り始めた。Pは運転があるので飲めず、当然踊らず。家ではおちゃらけな男なのに。しかし、こいつはアルゼンチンタンゴは踊れる。見たこと無いが、習っていた。なぜかフィンランドはタンゴが盛んなのよね。秘めた情熱。案外熱いフィンランド人。
マリオ氏はこんな感じ。

氏はUMOを大絶賛で、ニューヨークの彼のバンドよりもうまいとまで言っていた。いいのか、そんなこと言って。