以前はイラついているときには甘いものやjunk foodのbinge eatingと決まっていたのだが、最近はそれに日本酒が加わった。いや、日本酒を飲みながら甘いものを食べているわけではない。飲むときは、さきいかや柿の種といたって庶民のおつまみである。普段、性格的にintenseというかリラックスしていないので、お酒を飲むと物事を深刻に考えなくていいと気づき、手が出るようになった。まずいですかね、これ。って、そんなに量は飲めないので、ちょっと気持ちが良くなるくらいですが。
幼稚園の頃、母とスーパーに買い物に行く途中、近所のおばさんと出会った。大人同士でなにかchitchatをしていたのだが、私が餡子などの甘い和菓子が苦手という話になった。するとそのおばさんは、「じゃあ、大人になったら酒飲みになるよ」と言ったのをすごーくよく覚えている。子供ながら不愉快だったから。
私が餡子が嫌いだったのは、母譲りだろう。あの人は和菓子が苦手である。ここ5年くらいまで、おやつさえもあまり食べなかった人である。甘いものを食べないといっても、彼女はお酒もほとんど飲まない。ごくごくたまにワインを一口飲んで、「うふふ〜、ぽわーっとするわ」と言う程度である。
私は、今はお饅頭などのお菓子をたまには食べるし、ときどき甘味処みたいなところでクリーム餡蜜などを食べたいと思うこともある。
そういや、冬休みにMちゃんがあずきアイスクリームを好んで食べたのに驚いたな。きなこ餅もおかわりしていた。フィンランドにはない味だから、嫌がるかと思ったんだが。餡子を持って帰って、アイスとまぜて食べたいと行っていたくらいだ。大きいパッケージの餡子しかスーパーになかったので買わなかったのだが。寒天と餡子と白玉粉を持って行くべきか。毎回毎回フィンランドに行くときは、私のスーツケースの大半が食料なのよね。