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- 作者: アラン・ピーズ,バーバラ・ピーズ,藤井留美
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2002/11/01
- メディア: 文庫
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空間能力は女性が劣っている、と著者は言う。私の場合、これはapplicableと思える。この本にも載っているが、子供の頃に受けたIQテストで、立方体の展開図を組み立てるとどういう柄になるか、という問題が激しく嫌いであった。学校で受けた知能テストは返してもらえないので、正解していたかどうかはわからない。この本にあった問題では、4問中3問は正解だった。一応ちゃんと考えて答を出したが、確信を持って「これが正解だ」と選んだのは2問だけだ。1問はあてずっぽう。以前、遊び半分で受けたネットのIQテストでは不正解の方が多かった覚えがある。もう考えるのがいやで、「これでいいや」と答を選んだものもある。立方体が積み重ねてある絵が描いてあって、合計何個の立方体があるでしょう、という問題もじんましんものであった。"Who cares?"と思うが、答えねばならない。これもあてずっぽうで答えたことあり。
あ、女の言語能力で思い出しだ。アメリカで大学生をやっているとき、アメリカ人の友人夫婦に、彼らの近所の家でやっているパーティに連れて行かれた。「ちょっと寄るだけだから長居はしない」ということであった。家に行ってみると、そこには東京のナントカ商事からうちの大学院に来た日本人男性がいた。アメリカに着いたばかりで、住むところが見つかるまでその家に滞在しているということであった。その家の主のアメリカ人が、順繰りに彼を他のゲストに紹介していき、私にも彼は手を差し出して、英語で挨拶した。私も英語で返して、その後すぐに日本語でも挨拶すると、彼は半分笑ったまま、固まってしまった。「え、なんで」という感じで、私の手を握ったまま動かなかったのである。その反応がおかしかったのか、周囲は「突然日本語を話す人が出てきたんで驚いたようだね」と笑った。
それが恥ずかしかったのかなんか知らんが、彼は戸惑いっぱなしで、目は泳いでるし、決して私と話をしたそうな雰囲気ではなかったので、その後、私は他の人達としゃべった。友人夫婦が「もう帰ろう」と言いに来るまで20分も経っていなかったと思う。ほんとに寄るだけだったのね、とその家をあとにした。帰り道、妻の方が、「あの日本人は、sexist pigletだった」というので、何か失礼なことを彼女に言ったのかと驚き、何があったのか聞いた。"He said Japanese women speak English better than men because they have more time to study."
なんじゃそりゃ。それ、是非私の前で言ってほしかったわ〜。そんな勇気なかっただろうけどね。WIMP.