Pの友人MさんとPさんの家で夕食をご馳走になった。もうすぐ1歳の彼らの息子K君は、人形のような可愛さであった。とても人懐こいのだということだったのだが、私には笑顔で接してきたものの、Pを見た途端号泣。「何したの、あんた」とPに聞くも「何もしてない!」と言う。お母さんにあやされ落ち着き、私の膝に乗ってくるK君。「本来はそういうフレンドリーさなんだ」とお父さんのMさん。Pが「K君、K君」と裏声を出して近づいたら、また号泣。慣れるのに1時間くらいかかったね。「こんなこと、初めてだ」とMさんは不思議がっていた。
お母さんのPさんは妊娠3ヶ月だと以前Pが言っていたが、実際は7ヶ月であり、お腹もしっかり大きくなっていた。「来年の夏は絶対妊娠していたくないわ」と笑っていた。
Pさんは、2010年まで育児休暇を取っているそうである。既に1年休んでいるわけだが、休んでいても夏休みを有給で1ヶ月分くれるらしい。すごい。「ありがたいシステムだ」と言っていた。さすがフィンランド
Pさんが作ってくれたサラダには、葉っぱものと一緒にぶどうが入っていた。大変おいしい。島の別荘にお邪魔したときもAさんはイチゴとぶどうの入ったグリーンサラダを作ってくれていた。皮ごと食べるぶどうだからできることだけど。日本にあるっけ、そういうぶどう。
しかし、お呼ばれやPのバーベキュー攻めで、減量計画はどこへ、と呆然としてしまう現状である。フィンランドでは、夏はたくさんおいしいものを食べる季節だそうである。日本じゃ暑すぎて食欲がなくなる季節だよ。
「目いっぱい肥れば、本気で痩せようと思うだろう。だからもっと食べれば」とP。いやです。