配管工は、今日は様子を見に来ただけであった。結局、下の階のお風呂の天井をあけてからの作業となるとな。おおごとになってしまった。この建物は古いので、使っている配管も塩ビではなく鉄管である。ゆえに錆がつまっているという可能性もあるらしい。確かに、配管がサビサビになっているのは私も事実として知っている。この家のトイレにはなぜか排水溝が設置してあり、この間Pが来たときに、万が一トイレの水の事故があったときにちゃんと水が流れるように配管の掃除をしておいたほうがよい、と超うるさいことをしつこく言ったので、仕方なくdisposable手袋つけて中に手をつっこんだのだ。錆の塊しかとれませんでした。もう、全部寿命なんじゃないすかね。
別に古い建物でも清潔ならば、と築年数は対して気にしていなかったのだが、こういう設備の問題があるのよね。入居当時から本当に色々悩まされたからなあ。思い出すのも嫌なくらい不愉快な修理屋に家に来られるのがもう嫌で、簡単なものは自分で直したりしたものもある(台所の棚とか、クローゼットの取っ手とか)。それ以降、管理不動産屋が変わったので、嫌な修理屋は来なくなったので良かった。
今日来た配管工であるが、えらいニコニコした愛想の良い人であった。が、フレンドリーというか、ちょっと馴れ馴れしいというか、he made me uncomfortable. 私が、しばらく留守にしなければいけないので、8月に工事はお願いしたいと言うと、旅行ですか、どこに行くんですか、なんで行くんですか、とうるさかった。適当に曖昧に答えたのに、詳しく知りたいようでしつこく聞かれ、寝不足なのと心の準備が出来ていなかったのとで、私は正直に答えてしまった。留守にすることなんか他人に触れ回るべきじゃないというのに。バカだね、あたしも。ときどきこういう判断力が無くなり、後悔し、自分にイライラする。きっ。
ということで、配管問題はこのままにしてフィンランドに行かねばならない。私の性格から言って、問題未解決のままというのは、気持ち悪くて仕方ないのだが、ここは気持ちの切り替えをするべきであることはわかっている。別に漏れているわけではないので、放置していても問題は無いのだから、気にするな、とPも言い、確かにそうだと自分にも言い聞かせている。ああ、何も気にしない性格になりたい。と言いつつ、関空に着く頃には、「心配してもしょうがない」とあっさり忘れそうな気もするが。
パッキングせねば。