誰でも知っている掃除会社の人が、高圧洗浄装置を持ってやってきた。配管に圧をかけて、詰まりを解決してみようということ。吸引カップぶらさげた人じゃなくて、最初からこういう人が来るのかと期待していたのだ。先週来て欲しかったわ。
で、掃除屋さんが言うには、あまり風呂を使わずにいると、配管の中が乾燥し、ゴミが硬くなってしまうそうな。普通のユニットバスであれば、風呂の水は洗い場の排水溝のところに流れるわけだから、シャワーさえ毎日使っていれば、主な配管が乾燥することはない。が、このアパートの風呂の排水は別個なのである。掃除屋さんは、風呂の配管もどこかで洗い場の配管につながっていると思うとのこと。洗い場の配管までの間が詰まっているのではないかと言う。
でもって、しばらくガーガーやっていたが、全っ然効果なし。きーっ。
たとえば、工事のときにモルタルが流れてしまい、もともとせまかった配管がつまったとか、そんなこともあるかもしれないと彼は言う。
一つ、大いに笑わせてもらったことがある。掃除屋さんに、「菌で詰まりを防ぐというコレを使ってたんですけど」と「お願いだからほっといて」を見せた。「ああ」と彼はうなずき、こういう製品の効果を示す写真では、その製品が落としやすいゴミ・汚れを使っているのだと言う。「広告を鵜呑みにしちゃ、いけないってことですね」と笑うと、はあ、と照れくさそうに笑う。さらに彼は、彼の会社はコーキングのカビでもきれいに落とせると宣伝しているが、あれも落ちやすいカビを使った写真を使うと言うのだ。すべてのカビが落ちるわけではないというのは、小さい字で説明を書いておくらしい。正直な人だ。正直すぎるかもしれん。好きだけど、こういう人。
次のステップだが、あさって、配管の専門業者が来ることになっている。一発で直してくれればいいけど。もうすぐフィンランド行きなんだよ・・・。