今度は風呂がおかしい。水が流れない。数ヶ月ぶりにお風呂に入り、栓を抜いたのに、次の日の夕方になっても底から7、8センチのところで水位が止まったままなのである。きーっ。1月にお風呂に入ったときに流れが遅かったので、明治製菓が出している「お願いだからほっといて」とかいう痛いネーミングのバイオ系パイプクリーナーを使っていたのだが、流れがよくなるどころか、悪化しておるではないかっ。
自分でまずはどうにかしようと、苛性ソーダを使ってみることにした。少しでも水が流れることができないと意味がないのだが、水位が排水の穴より下になっていれば、流し込めるかなと思ってさ。流れず残っている水を洗面器でくみ出し、排水の穴の周囲にちょっとだけ残るくらいの少量になった時点でスポンジで吸い取り(何度繰り返したか。I am SOOO PATIENT。アホかと思うくらいpatientだ)、なんとか浴槽は空にし、水位は排水の穴以下にした。
んでもって、苛性ソーダを使う前に、ワイヤーブラシで掃除してみようかと1480円で買ってきた。しかし、配管がどっちの方向に設置されているのかわからんのだ。あっちこっちにグイグイ押し込んでみたのだが、せいぜい20センチくらいでつっかえてしまう。ブラシそのものも実に扱いにくい。大体、ほとんど風呂には入らないのに、何が詰まっているというのだ。この建物は古いので、昔からのscumが蓄積されているのか。げーっ。そういう古い硬化した油脂や汚れというのは、苛性ソーダでも落ちないというが、とにかくなんでもやったるわ、と薬局に印鑑持参で行って、苛性ソーダを買ったわけよ。市販のパイプ洗浄剤の水酸化ナトリウム濃度は1%のところ、薬局の苛性ソーダは95%だ。劇物指定である。ゴーグルつけて、ゴム手袋はめて、「流れろ、このやろう」と思いつつ、フレーク状のそれを振り入れる。1時間放置し、湯を流す。水位変わらず。変化無し!
だが、浴槽は空なんだし、もう知らん、二度と風呂には入らない、と放置しようと思っていたのだが、詰まり以外の何かトラブルがあり、ビルそのものの問題かもしれんではないかと考えると、やっぱり業者に見てもらわねばいかんと、今日大家さんに電話した。最初から電話すりゃいいんだけどさ。なんかもう、この家は入居当時から次々トラブルがあって、連絡取るのが億劫でさ。自分でなんとかできるんなら、なんとかしたいと思ったわけ。大家さんは、あらあらすみませんね、と言い、業者に連絡するよう手配する、今日、明日は家にいるか、と聞く。はい、います、と答えて、今日一日電話を待ってみたが、リンとも鳴らず。うー、また待つ女。Sigh.