動物園、Korkeasaari(コルケアサーリ)へ。動物園なんて何年ぶりだ。
ここは島になっている。フェリーで行くらしい。Pと私は車ででかけ、島に渡る前にある駐車場に止めた。島には車では渡れない。橋の入り口に入場券(大人7ユーロ)を買うところがあり、みんな歩いて島へ行く。
橋から陸側を撮った写真。
天気の良い日曜日とあれば、家族連れ他、客も多い。外国語も飛び交っていた。ドイツ語、エストニア語、ロシア語その他。今年の5月は暖かいし天気も良いので、観光客にとってはラッキー。去年は5度前後で寒かったらしい。日本だったら絶対女性は日傘をさしているだろうと思われる日差しの中、皆さん、タンクトップやショーツを身につけ、皮膚を赤くして歩いていた。天気は良いが、空気はまだ冷たさが少し残っているので、こういう夏真っ盛りのような格好は私には理解できないが、フィンランドじゃ日差しが出るとすぐに夏服になる人が結構いるとPは言う。園内を歩いているうちに暑くなるのは確かなんだが。
肝心の動物だが、動物達にも日差しが強すぎるのか、トラもライオンもぐったり横になっていた。昔飼っていた猫もああいう格好して寝てたわ、というまさに猫らしい姿勢で寝ていた。ウサギも穴から出て来ず。見るものがないなあと思いながら歩いていると、ユキヒョウ発見。
カメラ目線。
これは普通のヒョウ。後姿しか撮れなかった。
こやつの名前を忘れた。iで始まる名前。
ちまっとおとなしそうに座っているが、この直前まで餌のウサギをがぶついていた(あ、だからウサギがいなかったとか)。もう一匹のこの食べっぷりを見ていると、やっぱりワイルド。

この猫は、ウサギを地面にたたきつけ、自分も飛び跳ねまくりで、あたかも生きているウサギを相手にしているようであった。
リンクスもいたのだが、遠すぎて写真は撮れなかった。ネコ科の動物が充実していた。
その他見たもの。
 ロバ
 バイソン
 ヤギ
 ラクダの親子
 ワラビー
 エミュー
 右側のが寝ていたところ、左側のがいきなり水中から飛びあがってきたもんだから、右側は迷惑そうにグワーッと叫んでいた。

他にもアマゾンやアフリカの動物などがいたらしいが、歩き回って疲れたので今回は見なかった。またいずれ。大体私は、動物園というのは自由を奪われた動物がかわいそうで好きではないのだが、この動物園は床がコンクリートのせまい檻に入れられているわけでもなく、塀で囲まれた広い外の空間で好き勝手に遊んで寝ている、という感じで安心した。