April Jazzが23日から始まった。2年前に行って楽しかったし、今年もちょうどフィンランド滞在と重なったのでチケットを事前購入しておいた。
色々出演者がいるので迷ったが、ブラジルから来るサンバジャズシンガーのLeny Andradeと、アメリカのPoncho Sanchez latin Jazz Bandの二つのバンドの演奏を聴ける24日のチケットを買った。
会場は2年前と同じく大きなテントの中で、food and drinksもあり、話をしている人も多い。そういうもの、と言われればそうかもしれないのだが、そんなに話がしたいんなら、レストランにでも行けばいいのに、と思うくらいずっと話している人たちもいた。Pと私は、最初は会場の後ろの方にいたのだが、あまりに話し声がうるさいので、前方に移動。前の方に座っている人、立っている人は、さすがに音楽に興味があるようで、だまって聞いている人がほとんどであった。ただ、やっぱり2年前と同じく、シャイなフィンランドの人々は、どんな楽しい曲でも直立不動、頭をbobすることもなく、まじめに聴いている。お酒が回れば、maybe they'll loosen upと思ったが、そういう感じは今年はなかった。ラテンジャズを体のどこも動かさずに聴けるというのが、私には不思議でならん。
Lenyさんのパワフルな歌声によるサンバやボサノバも楽しめたのだが、Poncho氏のコンガと彼のバンドの音楽がすっごく良かった。なんと言っても、しょっぱなから大好きな"Mint Julep"で、私のハートをキャッチ(古すぎる言い回し)。かっちょいい、うまい、聴いていてドキドキした。CD買おう。
Poncho氏のバンドの演奏時、2組のカップルが踊っていた。サンバやサルサを習っているという感じの人たちで、動きも慣れた感じであった。踊れたら楽しいだろうね。
で、本当は最後まで演奏を聞きたかったのだが、諸事情 which I will not go into hereにより、途中で帰った。大変大変残念であった。もう言葉に言い表せないくらい残念。今も残念に思っている。考えないようにしようとしているのだが、鉛のように残念な気分が私の胃の中に残っている。その諸事情を説明すると、その感情をまたreliveしなければならず、また腹が立つので、書くことはしない。後でブログを読み返したりして、せっかくput it behind meだったのにまた思い出してむかつく、ということもあり得るので書かない。
ということで、本来は楽しい晩になるだったはずなのに、最後に大きくケチがついてしまったジャズナイトであった。
あ、でも帰りに道端で猫に会ったので良かった。なでさせてくれて嬉しかった。怒りの指針が振り切れている状態でも、猫を見るとついkitty, kitty, kittyと裏声が出てしまう習性。やっぱりあたしは猫が好きなのね、と再確認した。