小型犬を犬と認めないと書いてからほぼ3年。今現在、このブログを書く私の膝には小型犬が載っている。

Mちゃんの犬、ララベル(仮名)である。ご覧の通り、メガフォン犬になっている。鼻の横に何かができ、この間、動物病院で取ってもらったらしい。何針か縫っている。もしもし、ララベル。

惨めったらしく写ってはいるが、実はかなり元気である。このメガフォンがイヤでイヤで、これをつけている限りは、グズグズヘナヘナうるさい。この表情は、単に不機嫌を表していると思われる。散歩に連れて出るとき、Mちゃんはメガフォンを取るのだが、そうするといつもと変わらず元気いっぱいに走り回っている。家に戻り、メガフォンを装着すると、断固として動かない。階段を自分で上ろうともせず、5センチ先にある自分のクッションにも近づかない。抱きかかえられるのを待つというプリンセスぶりである。膝に乗せないとクーンクンクンとずーーーっとうるさいので載せている。
そう、今私と彼女の二人きりなのだ。成長したものよ、あたしも。小型犬とプライベートなひと時を過ごすようになるとは。腕に顔を載せるので重い。

とこの後、またグズグズ言い始めたので下に下ろし、その後いくらグズグズ言っても無視していたら、自分でクッションに言って寝始めた。無視すればいいのね。相手にするから甘えるのか。ずっと猫派だった私は、犬の扱いがよくわからない。猫は無視してても勝手に好きにしているから楽だ。もう放置しとこ。疲れる。
写真を載せてしまったが、ララベルの保護者であるMちゃんの許可を取っていない。肖像権の侵害だと訴えられるだろうか。彼女は、乗馬のレッスン場に出かけている。今日はレッスンではなく、馬の世話をする仕事があるそうだ。
今日の午後、P帰宅予定。そして明日の早朝、なんかしらんがカーレースの練習にどこか遠くのトラックへ行くらしい。信じられん。私も連れて行かれそうになっていたのだが、今週末はMちゃんを世話する人がいないということで(お母さんも出張らしい)、「あたしとMちゃんはここに残りますっ」と宣言した。だって当初は、今晩出発するっつってたんだよ。アメリカから帰国直後、400キロの道を運転しようとしていた男。おまけに「車中泊かも」と。やめてください。Mちゃんがいなければ、無理矢理連れて行かれていたかもしれない。セーフである。
今日は非常に良い天気。裏庭のライラックも少しずつ芽吹いてきている。

昨夜、泊まりに来たMちゃんが摘んできた花。可愛い。