昨日の晴天とは打って変わって、今日は雨。夜中は嵐かというような風の強さで、外はゴーゴーとうるさかった。
もう、major annoyance発生。Pが財布をあけ、「あれ、お金は?!」と驚く。キャッシュだけないのである。カードは全部残っているらしい。どう考えても足のつかないキャッシュだけ欲しがるコソドロの仕業ではないか。昨日、お昼をヘルシンキのレストランで食べたのだが、そこでいつのまにか盗られたとしか考えられない。それにしても、言い方は変だが、かなりの腕の良さである、このコソドロ。Pは財布を入れたジャケットを自分の座っている椅子にかけ、私はほぼずっとPの方を向いて食事をしていたのだ。人が近づけば私が気がつきそうなものである。それに、キャッシュを盗った後にまた財布を戻しているわけである。すごいsneaky fingersではないか。
あまりに不思議なので、支払いのときに中身を落としたのか、何か自分が勘違いしているのかとキツネにつままれた気分である。でも私も支払いのときに彼と一緒にいて、財布からお金を出すのを見ている。落としていたら気づいただろう。ジャケットのポケットにもパンツのポケットにもない。
今日からアメリカ出張なので、昨日の時点でドル札も入れており、それもなくなってしまった。そんな大金を持っていたわけではないにしろ、腹が立つではないか。気分悪いのよね、すっごくviolatedな気分で。
ヘルシンキにスリが増えているというのは、数週間前にPが新聞記事になっていると教えてくれたばかりだが、まさか被害者になってしまうとは。
私もいまだに信じられないので、本当に何かの勘違いで別のところに入れたのを忘れているとかであればいいなと思う。でも違うんだろうなあ。
気をつけましょうぜ、皆様。