オペラの前に、オペラハウスの近くにある"Lyon"というフレンチレストランで夕食。2006-2007の50 best restaurants in Finlandの29位に選ばれている。こじんまりした居心地の良いレストラン。オペラに行く前に来る人も多いようで、ドレスアップした人たちが私たちのほかにも何組かいた。
日々動物愛護に忙しいMちゃんは肉のないコース、Pはウズラがメインのコース、私はマス。おいしかった。For once, it wasn't so salty. 骨付きウズラを食べるPを見て、Mちゃんは悲しそうに唸っていた。でも彼女は、「ウズラの卵っておいしいよね」と言う。うん、おいしいよ。子供なんだから何でもお食べ。
全然気づかなかったんだが、彼女は奥歯に矯正装置をつけているのだそうだ。前歯はつける必要がないそうで、奥歯のみ。夜寝るときにヘッドギアをつけると言っていたが、うちに泊まってるときは何にもつけてなかったぞ。毎晩せにゃだめよ。彼女の頼んだコースには、オニオンスープがついていたのだが、それを食べた後、奥歯の装置に引っかかって気持ち悪いと言う。わかるわかる。ああいう長いものがひっかかりやすいのだ。私が矯正装置をつけていたときは、歯ブラシ、歯間ブラシ、鏡を持ち歩いたものだよと伝えたが、そこまでするつもりはないらしい。まあ、前歯にブラケットがないのだから、それほど大変ではあるまい。「キャラメルやガムがくっついて大変」と笑っていたが、食べていいのか。医者に食べるなとは言われてないんだろう。言われていたら絶対食べない性格だと思う。キシリトールのキャンディやガムならいいだろう。(この間買った、サボテン味のキャンディは彼女に贈呈。イエーイ、と喜んでいた。幼い頃から慣れ親しんでいればおいしいと感じるのだろう。)
私がマスのコースを選んだのは、デザートがクレム・ブリュレだったからである。選択の基本はデザートだ。アプリコットソルベとラズベリーが乗っかっていて、こってりとさっぱりがうまく調和されていた。私の歯の裏側につけてある固定式リテーナーは、ラズベリーの種などが苦手である。ああいう小さいものは挟まることがあるのだ。今回はうまく食べられたので良かった。
雰囲気も良いし、食事もおいしいし、ナイスな所だった。