先週末、レバニーズフードを食べた後、前にも行ったAmerican Barで一杯飲んだ。そこそこにぎわっていたが、前のように座るところを探すのに困るということもなく、ちょうどいい混み具合。誰もいなくても寂しいしね。
私はラズベリーのカクテル。Honestとか言う名前だったかな。アルコールが入っているとは思えないほど、デザートのようなドリンクであった。Pは、薬みたいなドリンク。名前はわすれた。もしかしたら、メニューにはなかったのかもしれない。なんかの葉っぱをごりごりとグラスの中で擦り、カンパリとその他を混ぜてシェークしていた。私には苦い薬のような味であった。
で、しゃべっていたら、突然Pが私の近くに立った男性を見て、あ、あの人バンドやってた人だ、とささやく。一時は人気のあったロックバンドの人で、しばらくやめていたらしいが、また最近始めたとか。若い人は知らないだろうと言っていた。へえ、と聞いていたら、Pは言う。"I was on stage with him once." なんでそういう展開になるのよ。こういう台詞をしらっと言う。どういうことだと聞いてみると、大学時代にそのバンドがイベントで大学に来て、酔っ払ったPが演奏中にステージにあがってエアギターで「共演」したらしい。「お前、なんだ。セキュリティー呼ぶぞ」とバンドの人に言われたらしいが、そのまま「共演」してくれたとか。
どうしょうもないね、酔っ払いは。