昨夜は一人でヘルシンキに行きたかったのだが、Pも買いたい物があるというので、近所のモールにあるストックマン(デパート)に行くことになった。
で、買ってみたルメネの敏感肌用保湿剤(18ユーロ=2916円@ today's rate. 1ユーロ162円ってちょっと見ない間にこんなに高くなっていたとはショック)。ついでにブラウンのアイライナーも(8.5ユーロ=1377円)。

無香料、無着色の軽めのクリームである。原材料の匂いというか、ちと臭い。以前、皮膚科医には、私にクリームは必要ないのでオイルフリーのジェルかなにかを使えと言われたので、こんないかにもクリームでござい、みたいなものでいいんだろうか、とテスターを手に塗ったときに思ったが、とにかくこっちでは環境が違うんでね。sensitiveという言葉を信じて買ってみた。
linseed oil(亜麻仁油、だって。初めて聞いた)、キャノーラオイル(揚げ物か)、天然の抗酸化成分が売りらしい。この亜麻仁油とやらは、フィンランドでは昔から民間療法でよく使われているもので、肌を強くし、赤味を減らし、ビタミン、ミネラル、抗酸化成分もたっぷり入っているらしい。すごい代物ではないか。
2回使っただけではその効果はよくわからんが、思ったより重くはない。塗った後はもっちりするが、べた付きはしない。大体ルメナのラインは、朝と夜の保湿剤が別物になっているようである。こういうの面倒なのよねえ。敏感肌用のも夜のクリームがあったのだが買わなかった。
ルメネにはいわゆる化粧水がない。tonerという液体はあるが、これは洗顔の最後のステップとして使うものらしい。水道水での洗顔後の肌のPHバランスを整えるんだってさ。初めて聞くコンセプトだわ。
この容器があまり好きではない。ガラスなのだ。こんな重い容器に入った化粧品を使うのは何年ぶりだろう。
アイライナーはにじむこともなく、気に入った。口紅にも興味があったのだが、合わない口紅だとすぐに唇の皮が剥けるので、ちと臆病になってパスした。寒くて雨の多いフィンランドの秋の仕様らしい。
自分の欲しいものは見つけたので、さあレジに行こうと思ったら、Pがアイケアものを試しているではないか。クマが気になるお年頃らしい。Lumene Menのアイケアスティック。こんなちっこいのが16ユーロだってよ。

欲しいというので、ついでに買ってプレゼントした。ひんやりするらしい。Pは乾燥肌だというので、以前から私は保湿剤を使えばいいのにと言っていたのだが、そんなものを使うと肌がそれに頼ってしまって余計にバランスが崩れるから良くないのだとかなんとか言っていたくせに、アイケアは別らしい。