久しぶりに一般歯科で検診およびクリーニング。去年40歳になり、「節目年齢歯科健診」というハガキを広島市からもらっていた。1300円だったかな、で歯および歯肉の状況をチェックしてもらえるというもの。80歳で20本の歯を保つことを目指した「8020(ハチマルニイマル)運動」というのを広島市はやっているらしい。
いつものスーパー衛生士Aさんが笑顔でお出迎え。「ええ?もう節目健診なんですねーっ!」とすごくびっくりしたようにおっしゃり、そのときは「市からハガキをもらったので」としか答えなかったのだが、後から考えたら、私が「節目健診を受けるような年」になっていることに驚いていたのかもと気付いた。歯肉年齢は若いといっても、実年齢はもう中年に入りましたのよ、あたくし。
今回相談したかったのは、以下3点。

  1. 左上1番の古いレジンの詰め物のやり代え。着色が取れないし、少し穴が開いたように見える
  2. 下奥歯の金・銀の詰め物のエステニア交換の可否
  3. 右下7番の初期虫歯の治療の必要性

これまた久々に院長先生に診てもらった。1はボンディングワイヤーを取らずとも治せるらしい。よかった、また取ったりすると手間だからね。
2は、院長先生が来る前にAさんに聞いた時点で、「エステニアだと弱いので割れるかもしれないですねえ」との返事だった。院長先生も噛み合わせをチェックした後、「うーん、これは割れるかもねえ。やってみんとわからん、っつーのもあるんだけど」と、あまり勧めたくない様子。うー、そうなのか。矯正して噛み合わせが正常になれば問題なく奥歯にもエステニアを使えるのかと思っていたのだが。エステニアのパンフレットには、奥歯に詰めても耐えられると書いてあるんだけど、人それぞれってことなのか。以前よりこの金・銀の歯は前方に来ているので、少し口を開けるだけでもキラリーンと見えてしまっていやなんだよね。
セラミックなら奥歯にも使えるのかAさんに後で聞いたのだが、セラミックの方が割れやすいだろうとのこと。それに、あまり硬い詰め物だと、歯の方が割れてしまうこともあるらしい。エステニアだと、もし歯を食いしばったり、歯軋りをするようであれば、割れる可能性が高いらしい。Aさんが実際そうだったとか。なるほどなあ。矯正前は歯軋り女でナイトガードをして寝ていた私だが、もうしてないとは思うんだけど。
「うちではやってないんですけど」とAさんが説明するには、白いレジンを奥歯に詰めるというクリニックもあるらしい。レジンだと時間が経つにつれて削れていくので、それが理由でAさんのところはしていないらしいのだが、レジンは硬くないからそのほうが良いと考えて使用する医者もいるらしい。
どちらにしても、2週間前に矯正装置を外したばかりだし、まだ歯根も安定してないので「ぐーっと食いしばりたくなることもあるかもしれませんし」とのことだったので、白い詰め物に関してはしばらく保留にしておくことにした。「ほかに何かいい方法がないか院長にまた聞いてみますね」と言ってくれた。あればいいなあ。
3の初期虫歯は、超音波で検査した限りでは以前より深くなってはいないということだったが、院長先生は、「こりゃー、治しとこうか」との診断。6番と7番の間にあるのだが、ここはレジンを詰めるらしい。噛むところじゃないしね。治療決定なのかな、と思ったら、今度レントゲンを撮って様子を見て、必要なら削るということになった。
本当は今日前歯も奥歯も治して欲しかったのだが、やっぱりそうはいかなかったわ。すぐに治療をする必要はないということで、3月は私の都合とAさんの空いている日が合わなかったため、4月に予約を入れた。このクリニックは衛生士も医者も担当制なのがいいよのよね。指名できるし。
クリーニングは節目年齢健診には含まれないということで、別料金。左上2番のレジンの詰め物が少し着色していたのだが、きれいに白くしてくれた。さすが。全部で2200円だった。
健診結果表というのを帰るときにもらったのだが、「今回の健診であなたの歯は何本だったでしょうか。」と言う件に笑ってしまった。合計24本です。あれ、なんか少ない、と思ったのだが、矯正中に4本抜いたしね。とほほなのが、治療済みの歯の数。7本もあったよ。そんなにあったっけか、と驚いたのだが、上前歯あたりに小さいのがちょこちょこあるんであった。白いレジンかエステニアで埋めていたので自分でも忘れていたところもある。
いやー、なんといっても、永久歯になったら定期健診をしっかりして、虫歯を1本も作らないってことが大切だね。これ以上増えないように気をつけねば。と、またポスカムを噛むのであった。