皮膚科に行く暇もないので、薬局でメンソレータム・メディカルリップを買った。良いようである。もうワセリンでは間に合わないのよね。
これを買うときに、最近感じる意志の疎通の困難さをまた感じた。あたしの質問の仕方が悪いにちがいない。
行ったドラッグストアは二階建て。一階に薬品類、二階に化粧品類を置いている。1.リップクリームが二階に並べてあるのは知っていたので、もしかしたら医薬品類でも並べて置いてあるかもと思った、2.当初は資生堂のモアリップを捜していたので、化粧品類のところへ置いてあるかもと思った、3.この薬局の別の支店で、リップ類が全部同じところにまとめて置いてあったのを覚えていた、とこれら3つの理由でまずは二階へ行ってみた。(こんな箇条書きにしてまとめるほど大そうな話じゃないんだが。)
リップクリームの棚をざっと見てみたが、見当たらない。一階かなと思ったが、一階に行ってみて[上です」と言われては疲れるので、まずは二階の店員に聞いてみる。「唇のただれなどに効く医薬品のリップクリームは、一階ですか」(this is exactly what I said.) 店員は、えっと、と言いながら、リップクリームの棚をじっと見つめる。You are not answering my questionと思いつつ、私が見落としている可能性もあるのでじっと待つ。「資生堂のモアリップとか」と具体的な商品名を言ってみると、「ああ、はいはい」と頷くが、「ちょっと待ってください」と笑顔で去っていき、白衣を着た薬剤師を連れてきた。店員「唇の荒れに・・・」薬剤師「あ、どういう症状ですか」と聞かれたので、一応説明。私が聞きたいのは、医薬品のリップがここにあるのか一階なのか、ということなのだが、なかなかそこにたどり着かない。店員「モアリップって前ありましたよね」のコメントを、薬剤師は「リップクリームだと・・・」と無視。私「リップクリームでは間に合わないみたいで。ワセリンを塗ってたんですが、乾燥と皮剥けが続くので」 薬剤師「はあ」と棚を見続け、「ワセリンも保護はしますけどね」 だーかーらー、ワセリンじゃ間に合わない、と今言ったではないか。私の質問を店員がrelayしていないし、薬剤師も私の話をちゃんと聞いているとは思えない反応。そこで、「モアリップのほかに、メンソレータムの医薬品のもありますよね」と聞いてみる。薬剤師「ああ、あれは口角炎とかにいいんです」私「唇にはだめなんですか」薬剤師「唇にも大丈夫です」私「(イライラを抑えながら)こちらで扱ってらっしゃいますか」薬剤師「あれは医薬品なので、一階になります」 やっと欲しい情報を入手できた。
反省点。最初から、「メンソレータム資生堂の医薬品のリップクリームを探している」と言えば良かったのだろう。意思の疎通ができない場合、こっちがアプローチを変えないと欲しい情報は得られんのだ。
あー、疲れた。