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帰りの便で見た映画。初めは見る気がなくて、画面の英語字幕をときどき読んでいたのだが、なんかおもしろいのかな、と思ってイアフォンをつけてみた。ときどきいかにもなお涙頂戴的なシーンがあってしらけたのだが、最後まで見た。よくわからんが、映画のストーリーの作り方、という教科書があったら、この映画の筋書きのようなものが書いてありそうな気がする。公式どおりというか。ここで笑わせて、今度は勘違いからくる喧嘩があって、仲直りして心通わせて、涙流して、またちょっとした事件があって、とか。自分でお金を払って見ようとは思わないが、まあ、おもしろくなくはなかった。