今回も見た、関空特急はるかでの不快な夫婦。前回見た夫婦と同種のずうずうしい人たち。自由席の車両の前で並んでいたら、私の後ろに熟年夫婦が並んだ。夫の方が、「先に乗ってくださいよ」と言う。「はいはい」と妻が答える。
電車が来て、並んでいた人たちが徐々に入り口の方に近づいていくと、その妻はなぜか私の横に来る。そしてドアが開くと、普通の顔して普通に割り込んで入っていき、空いている席に自分のかばんをおき、さらに自分は置くに進む。すると、奥に通路をはさんで二つの席が空いていたので、「お父さん!ここここ!」と騒ぐ。夫が来たところで、自分は置いてきたかばんを取りにいく。
そんなに座りたいんなら座れば、という感じであるが、醜いとしか形容のしようがない。こういう性格、旅行先でも出るんだろうなあ。恥ずかしい

空港で今回、「おお、こんなのありか」とある意味感心する人たちも見た。チェックインをすませ、ゲートへ行く前のセキュリティのラインに並んでいたときのこと。私の前にいた4人の家族連れがたらたらとなかなか進まない。お父さんとお母さんに小学生の子供二人。なんでだろう、と思っていたら、私の後ろから来た20代後半くらいの女性は、なんだかイライラとその家族を追い越して横に行った。また割り込みかよ、とうんざりしかけたその瞬間、そのお父さんが大きいスーツケースを持っていることに気づく。そしてセキュリティのお兄さんが、「お客様、そのスーツケースは持ち込めませんよ。チェックインをすませてからこちらへ来てください」と言っている。おお、初の海外旅行、初の飛行機か、それにしても、チェックインの存在さえも知らないってそれは一体、と内心驚いた。するとその割り込もうとした女が、「ぷっ!」と噴出して笑うのである。うーん、確かにそのお父さん、初めてのこととはいえ、プロセスの下調べが足りないし、やたら頼りないのではあるが、知らなかったわけじゃん。まあ、その知らないレベルが激しいけど、そんなに馬鹿にしたように笑うあんたの方があたしは200倍嫌いだね、と思った。感じわっるーい。
しかし、まさかこの家族、個人旅行か。ツアーだったら、何時にどこそこに集合っていうのがあると思うし、手続きを書いた書類もくれるだろう。海外の空港で大丈夫なんだろうか。すごいチャレンジャーだな。