Adjustment. 今日も新人衛生士が担当。他には患者はだーれもおらず、えらく静かな木曜日の午後。この時間が狙い目なのか。タンタンが矯正を始めたのか、診療台に横になり、院長・副院長の娘さんであろう先生に見てもらっていた。新人の娘先生の訓練なのかしらん。タンタンはレントゲン写真かなにかを自分で持ち、色々話し合いながらやっていた。
私はと言うと、またブラケットが二つ取れていた。うー。おまけに一つは右上の一番奥で、作業しにくいことこの上ない。先生も一度つけたものの、「ごめん、ちょっとまたつけなおす」と言い、接着剤のfumeがヒリヒリするのをしばらく我慢しなければならなかった。もう一つは上の3番だったので、こちらは楽に装着。乾燥するのを待つ間、「左に顔を傾けておいてくださいね」と新人が言うので、顔を傾けたら、「反対ですね」と言われた。ときどき左右がわからなくなります。口をびろーんと横に広げる装置をつけたまま笑った。
上下のアーチワイヤーを調整してもらい、結紮。前回同様、丁寧に丁寧に時間をかけてやる新人。作業が荒くないのでそれほど痛くもないし、そこは良いとも言える。いきなりギューッと締め上げられてイテテと思うことあるからね。下の奥歯を「結紮用のゴムでタイバックしといて」と院長に指示されていた新人だが、これが難しかったようで、なかなかゴムがフックに引っかからない。左はしばらくしたら圧力を感じたので、成功したのがわかったが、右下がもう何度トライしてもひっかからないようであった。5分以上はやってたと思う。圧力を感じないまま、「はい、うがいしてください」と椅子を起こされたので、あれ、知らないうちにできたのかな、と戸惑った。だが、チェックしに来た院長に「右側のゴムかけてください」とお願い。ああ、やっぱりできなかったのね。院長「え、ゴムかからんかった?」と驚いたように言い、いきなりぐいーんとかけていた。さすが。がんばれ、新人。
そういえば、前回新しいリンガルアーチの型を取ったんだったわ、と思っていたら、「Kayさんね、またこれつけていい?」と笑いながらパラタルアーチを見せる。いやだ、と言ったらつけなくてもいいのか。「せっかくしばらく楽だったのに、ごめんね」と言う。今回のは今までにつけたことのない形で、パッドもなければ、前歯のすぐ裏に針金がわたしてあるわけでもない。口蓋の真ん中あたりに左右に渡した針金があるのみ。幅の調整が必要だからやっぱりつける必要があるとか。だが、やはり新しい装置を口蓋につけると、しゃべり方がおかしくなる。またI lisp. まだ違和感あるし、慣れるまで辛抱だ。

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右側から撮った写真を。抜歯後の隙間はあともう一息。それよりも、去年の7月半ばと比較して、反っ歯具合がおさまっているのが嬉しいではないの。
July 2005
28 June, 2006
よくわからんな、これじゃ。

しかし、このパラタルアーチ、食事がしにくい。ナンスはぴったり口蓋にくっついていたので、食べ物を噛むときに邪魔になるわけではなかったが、今回のは口蓋から浮いているので、豆腐を口に入れて噛むとそこで裁断されるという感じになる。最初のリンガルアーチもそうだったかなあ。早く慣れたい。