本当に久しぶりにビデオレンタル店へ行った。しばらく借りていないので、あれもこれもと見たいものがたくさんあり、ちょうど旧作半額デーだったので山のように借りた。土曜日は仕事しないっと決めて、今日はずっとテレビの前から動かなかった。I LOVE spending time like this.
Beyond the Sea.ビヨンドtheシー ~ 夢見るように歌えば ~ [DVD]
まず、邦題が「ビヨンドtheシー」であることに脱力してしまった。初めに「ビヨンドシー」と提案した人がいて、「いや、絶対theがないとおかしい」「じゃ、ビヨンドザシー」「ドザシーってなんだ」「じゃ、ザだけアルファベットで」ということなのか。激しいセンスだ。
で、映画はそれなりに楽しめた。1950年代のアメリカのポップシンガー、Bobby Darinの話。I like Kevin Spacey (there was a time when I loved him)なので、彼が歌ったり踊ったりするのを見るのはおもしろかった。以前、トークショーでタップを踊ってみせたり、物まねがやたらうまかったので、器用な人だとは知っていたが、この映画では、彼自身そう若くもないのに20代、30代のボビーの役でウエストサイドストーリーばりに踊ったりして、ケビン、お疲れ様、であった。マックザナイフとか、あそこら辺の歌や、50年代のニューヨークの雰囲気とか、そういうのがあたしは好きなので、that was nice. でも、この映画に限らないが、ときどきケビンの芝居が、舞台っぽくなるというか、大げさだなあと感じることがあるのだが、あたしだけか。Nevertheless, 50年代っぽい黒縁のメガネをかけて、タキシードを着て歌う彼の姿は、うーん、smoothって感じ。Classyと言ってもいい。一瞬、Cary Grantにも似ているように見えたりして。あの時代のスターは、本当に紳士で素適って感じ。女優もまさに別世界に住む美女で。Glamorをそのまま生きていたイメージ。うっとり憧れる対象。なにやってもスマートで。いい時代だったなあ、と生まれる前のことを語るずうずうしさ。
これを見た後は、お気楽なFriends. フレンズ ザ・ファイナル 前半セット (1~9話・3枚組) [DVD]もういい加減飽きているし、それほどおもしろいとも思わなくなっているのだが、シリーズが始まったときから見ているので、しょうがないからfinal seasonも見ておくか、ということで借りた。エピソード全部は借りてないけど。まあ、mindless. お互いのアパートをノックもせずに出入りするこのお友達連中を見るたびに、私はこの人たちとは仲良くなれんな、と思う。
2枚見たあとで、今度はmy favorite sitcom Frasier. Frasier: Complete Third Season [DVD] [Import] もうアメリカでは終わったけど, and I have only seen the first two seasons. 3シーズン目のDVDがあったので、借りてきた。このシリーズでは、インテリな単語を使うので、あたしにとっては勉強にもなる。実際に使えばelitistな感じに聞こえるかもしれないが、doesn't hurt to know such words. FrasierがCheersのキャラクターだった頃から大好きで(80年代のTV sitcom. "Frasier" is its spinoff) 、でも彼が主人公のシリーズなんて成功するかなあ、と疑っていたが、見事なヒットシリーズになったようで。この番組を見る限りでは出ているどの俳優も上手だと思うし、好きなのだが、映画に出てるのを見ると、なんか存在感がないなとか、つまらんと思ってしまうのは、やはりテレビの役の印象が強すぎるからなのか。テレビで成功した俳優の悩みかも。
ということで、目が疲れまくった土曜日。まだ見るわよ。