体重の話。毎回自分の姿を写真で見て驚く、というパターンをどうにか変えたいと思いつつ、すぐ忘れる。体重は長年そう変わらないが、肉のつき方が凄まじく変わっている。中年。鏡で見ている姿とどうも違う、とこの間母に言うと、「写真は真を写すのよ」とやられた。
ちょっと遠くのスーパーに行くくらいでろくに運動らしい運動もせずに、30歳のときの体形を維持できると思うのが愚かである。33のときにカナダで泊まったホテルのバスルームが全面ガラス張りで、「ちょっと誰?!」と別人がいるのかと思わず振り向いてしまうくらい自分のお尻の位置が下がっていて驚愕した。それから、いそいそとエクササイズビデオを買い、ダンベルやらピラティスやらをやり、そこそこ見られる体形になったと思っていた。だが、飽きっぽいため、結局何本もあるビデオはテレビの横の置物と化した。で、たまーに思い出して勝手にピラティスもどきをして、股間のじん帯を痛めてみたりするわけよ。(治ったわよ)
結局、引き締めなきゃとかなんとかたまに発作のように思うけど、本気じゃないのよね。こうなったらどこまで太れるかやってみたい、と思ってみたりもする。