老後どうやって食ってくか、ということをときどき考えてぞっとしてみたりするわけだが、まじめな話、恐い。恐いのがわかった上で、自由業の道を歩み始めたつもりだが、来月でフリーになって10年経つことに気付いて、将来のことを改めて考えてまた寒くなった。

と思っていたら、郵便局が小包を届けに来た。書き損じのお年玉年賀状で3等の地方の名産物が当たり、福岡の辛子明太子を頼んでいたのが届いたのだ。とりあえず一瞬、「あ、明太子(ハート)」と老後の不安は忘れた。

しかし、10年か。ホームレスにもならずに生きてこれたことはありがたい限り。だがこの先は。

明太子食べよ、明太子。