デパートのチョコレート売り場に長蛇の列。そうか、バレンタインの前の週末だったか、と気付く。しかし、20箱くらい積み重ねて買っているおばさんがいたが、会社の人にでもあげるのか。大変だなあ。
おフランスやおベルギー(というのか)の、chocolatierの顔写真が飾ってあるようなカウンターは特ににぎやかであった。どれもこれもいいお値段だこと。確かに見た目は美しいが、どうもだまされているような気がしてしまう私はひねくれているのか。
1階に上がると、ここにもチョコレート売り場が仮に設置されている。あんまり人もいなかったので、どんなものかとぶらぶらと見ていたら、日本のメーカーのカウンターが試食をさせてくれた。小樽の紅茶チョコレートで、本当に良い紅茶の香りがしておいしかった。生チョコ。箱に”LeTao”と書いてあった。はーん、小樽を逆から読んでフランス語っぽくしたのね。つらい。
京都の老舗御茶屋だという「京はやしや」が作っているという和風チョコも味見をさせてくれた。(別に味見したくてウロウロしてたんじゃないが。)抹茶、ほうじ茶、玄米茶味のトリュフが入っているらしい。抹茶味を食べさせてもらっておいしかったけど、色の付いた銀紙に包んで上をぐいっと捻った状態で箱に入っているらしく、んまあ、なんだかもうちょっと繊細さがほしいわ、と思った。京都らしくないわね。和紙だったら可愛かったかもしれないけど、保存の問題かしらん。箱は和風で可愛かったわ。
一粒で500円とか、そういうjewel-like chocolateをもらった男性陣は、got to savor them seriously. Don't gobble.