1週間前ほどに気付いた、下前歯の歯茎にある骨のような硬い突出部。触ると痛くなってきていたのだが、昨夜は下顎をうーんと伸ばして当たるだけでも痛くなった。Damn. 指で触るとしかめ面をするくらい痛い。今朝は暑いミルクティーを飲んだらしみた。Sigh. Made an appointment with the ortho.
ネットで調べてもよくわからなかった。骨隆起といって(注:口内アップ写真あり)、原因はよくわからないが骨がまるく盛り上がってくるという症状があるらしいが、それとも違う。骨隆起には痛みはないらしい。しかし、こんな口の中の人がいるとは知らなかった。外科手術で取ることもできるらしいが、悪性ではないので放置する人が多いらしい。色々あるのねえ。
ということで、出かける準備せねば。ああ、暑そう。

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で、I'm back. 結論を言うと、the ortho gave me a referral to the oral surgeon who extracted my wisdom tooth last May. そう、あの手袋をしない、総合病院の大部長先生である。あー、気が重い。まあ、仕方ない。少なくともこれは血の出る手術ではない(or is it?! it'd better not)。
まず、副院長先生が症状をチェックし、下前歯のレントゲンを撮ることとなった。下の歯茎は以前からでこぼこしているのだが、熱いものがしみるということは表面の話であり、口内炎がたまたまでこぼこの上に出来たのでは、というご意見。でも1週間前から押さえたら痛かったわけで、これは口内炎の痛さとは違う。大体、触ると硬いし。とにかくレントゲンが出来てから院長先生の意見も聞くということとなった。
レントゲンを撮った後にふと受付の横にあるスタッフの名前を書いたパネルを見ると、「歯科医師」という札が1枚増えている。おまけに苗字は院長と副院長と同じ。娘さんかしらん。診察室を見ると、初めて見る若い女性が副院長先生のそばについている。
再度診療台に寝転がって、副院長先生が私に鏡を持たせてくれて説明している間、横からその若い女性がのぞきこんできた。熱心に先生の説明を聞きながら、私の歯茎を観察している様子。そこへ院長先生も登場。3人で私の口元を覗き込む。親子(多分)3人の顔が私の顔の上にあり、思わず笑いそうになったのだが我慢した。
一通り診た後、院長先生は言う。「うーん、僕も専門じゃないからよくわからん」My god, you're so honest, aren't you. 「痛いようで気になるんなら、口腔外科のS先生に診てもらった方が安心かもね。紹介状書くね」と、院長室に去っていった。矯正歯科医は当然歯茎のことも勉強するに違いないが、こういう症状の診断となると、やはり口腔外科の先生になるのか。一度の通院でことがすまないのがブルーだが、「わからん」と言われたら仕方ない。
待合室でしばらく待っていたら、「院長室へお入りください」と衛生士のオーロラ姫が案内してくれた。さっき撮ったレントゲンをパソコンに映し出し説明。「すこーし歯根吸収が始まってるかなあ」とのこと。まあ、これは大人で矯正する際のリスクだと前から知っていたので、特に驚きはしない。「十分歯根の長さはあるから大丈夫だけどね。あれ、でもこの右側の前歯だけ他よりダメージを受けてるなあ」ダ、ダメージですかっ?!「歯根のところが、他の前歯と比べて黒く隙間が大きくなってるでしょ」と画面を指差す。確かに隙間が広い。「ゆっくり動かしたのに、なんでここだけこんなかなあ。変に当たるのかなあ。ちょっとかちかち噛んで」と言うので言われたとおりにするが、別に下の前歯には何も当たらない。「歯茎が痛いのも右側?そうかあ、うーん、これが関係しているのかなあ。これも含めてS先生に診てもらうよう、紹介状書くね」とのことであった。
明日、その紹介状を持って外来へ行ってくる。あーーー、総合病院は混むから嫌いなんだよー。