JPHのソルベ

「明礬の花」に頼って症状を改善するよりも、さっさと皮膚科へ行こうか、と暑い中行ってきた。昼休みのすぐ後の時間帯に行ってしまったからか、待合室は立っている人がいるくらい混んでいる。うー、失敗と思ったが、診察券だけ出して、一度クリニックを出て銀行などで用を済ませた。戻ってくると椅子が空いていたので、日経ヘルスをマガジンラックから取って着席。寒天スープでダイエット、などという記事が載っている。寒天で痩せるという番組を流して以来、日本全国で売り切れて在庫がなくて大変らしいが、この国にそんなに痩せる必要のある人がいるわけがないと思う。体重を落とす必要があるというよりも、運動してtoneするという必要がある人が「自分はデブ」と思い込んでいるような気がする。
そんなことを思いながらページをめくり、40分くらい待ったところで名前を呼ばれた。いつも美しいY先生は、優しく「今日はどうされました?」と聞く。汗疹なのかいつもの湿疹なのかよくわからないんですが、と患部を診せると、両方だわね、ということで、2種類の薬を出してくれた。夏は症状がひどくなりやすいので、汗はなるべくすぐに流すようにね、とアドバイスを受けて終わり。診察そのものは3分とかからなかったが、別にいいかげんに診られた、という感じは受けない。ぱっと診て、ぱっと診断をくだして、ぱっと薬を決める、という効率の良い診察プロセスだと思う。医者としての腕もさながら、商売上手〜。