Purple Ligs

調整日。やったらめったら眠たくて、今日はほとんど話もせず、ただただ目をつむって口を開け、されるがままになっていた。担当のミニーも話しかけることもせず、もくもくと作業をしているという沈黙の世界

今日は副院長先生がワイヤーの調整をしてくれた。あごをガシッと掴まれてガクガクと動かして噛み合わせチェックをされるときに、いつも「関節の力抜いてください」と言われるんだが、どう抜いていいのかわからずに毎回困る。リラックスしているつもりなのだが、必ず言われる。「また言われるかも」と緊張してしまうのもよくないのかもしれない。
下の6番と7番の間にある初期う蝕をカリカリとひっかき、「そんなに大きな穴が開いているわけではないですけど、ものが詰まりやすいですからきれいにするように気をつけてください」と言われた。ちょうど歯と歯の間なので、磨きにくい。フロスは毎日するし、フッ素ジェルも特にそこを中心に塗布しているつもりだが、今まで以上に気をつけねば。
上のワイヤーの調整はあっという間に終わったが、下のワイヤーは、はめては外し、端をclipする音がし、またはめては外し、またclipし、を繰り返していた。
ミニーが一度結紮を始めたものの、下のワイヤーの途中に融着してあったフックが取れたらしく、せっかく締めた結紮線をまた切ってやり直し。副院長先生がそのフックを付け直し、再度結紮。
今日は左下舌側のパワーチェインは掛けなかったらしい。何も掛かっていないリンガルボタンが不快だといけないので、カラーゴムをかけておきました、と言われたのだが、今見たら二つあるボタンのうちの一つにしかかかっていない。まあ、ゴムのある無しでそう舌触りが違うというわけでもないし、どうせ話すときなどはワックスをつけて保護するのでこれでもいいや。
カラーゴムどれにしますか、とミニーが袋を持ってきてくれたのだが、黒やグレーなどの暗い色ばかりである。所詮在庫。今日は秋色っぽいものを選ぼうと思ったのだが、あんまり時間をかけて悩むのも気が引けて、目に付いた紫にすぐ決めた。前もつけたことがあるような気がしたのだが、写真を探しても無いので勘違いのようだ。ラベンダーと混同したのかな。
最後のチェックは院長先生であった。「はい噛んでー、開けてー」を繰り返し、「よっしゃー」の一声で終わり。前回、左下があまり前方移動していないのでインプラント矯正も視野に入れるほうが良いかもなどと言っていたが、今回はそれについては何もコメントがなかった。パワーチェインを舌側につけたおかげで移動してきたということなのかな。眠くて聞くエネルギーもなかった。
確かに、3週間前の写真と比べると、表と舌側のダブルパワーチェイン使いのおかげで、隙間の開き方がえらく大きくなっている。下の歯の比較写真は撮りにくいので、以下、左上の例。
これが3週間前。
 これが今日。

本日、調整料は4,725円。第二回目の基本料金21万円も払った。
Cumulative total: 571,010円